今回の駿府城探検は、本会とI Love しずおか協議会(以下「あいらぶ」という。)、静岡市歴史博物館(以下「歴博」という。)との共催及び静岡市歴史文化課(以下「歴文」という。)による協力支援の事業で実施しました。
ガイド役は、常葉大学法学部3年の溝渕未祐さんと彼女をサポートする同大学法学部丸岡ゼミの学生6名で構成されました。それを補助支援するスタッフは、本会の久保田副会長とあいらぶ・おまちヒストリア研究会の谷さんと池谷さんで、それらを監修したのが歴博の廣田学芸課長と歴文の松下係長という顔ぶれでした。さらに、当日の警護や一般訪問者との調整をあいらぶの村松幹事長、熊野事務局長等の関係者が担いました。これに対して、参加した児童は、静岡市立葵小学校の6年の3名とその保護者でした。
9:45に歴博の1Fに集合し、10:00から同1Fのオープンスペースにおいて開会式を行いました。主催者を代表して本会の久保田副会長が挨拶をし、司会からガイド役の学生と補助支援スタッフ等を紹介されました。その後、ガイド役を代表して溝渕さんから今回の事業概略についてビジュアルな説明があり、それを廣田学芸課長と松下係長が補足説明しました。最後に、参加してくれた葵小学校の児童の皆さんを紹介し、いよいよ探検が始まりました。
まずは東御門・巽櫓について。建物自体は平成時代に建てられたものですが、史料に基づいて当時の建物を再現したこと、監視塔と武器庫を兼ね備えていることが説明されました。
この説明の文章は溝渕さん自身が練って考えたものです。隣では常葉大学の有志の学生が手作りのビジュアル資料を示してくれました。周りでも有志の学生が小学生とその保護者の安全に配慮をしてくださいました。
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